この二者の対比が浮き彫りにするのは、絶対的な力とは単なる能力の多寡ではなく、それを突き動かす執念の性質であるということだ。マティアスはYPS-4に位置し、その物語は最適化という臨床的な演習である。彼は魔法を厳格な科学として扱い、粉塵爆発や共振を利用して生物学的な限界を突破する。彼は常に天井を追い求める者であり、60という成長スコアは技術的完璧さへの飽くなき追求を反映している。対照的に、ディアブロがYPS-5に位置するのは、進化を求めたからではなく、彼がすでに頂点に達している原初的存在だからである。この成長スコアの乖離は決定的な違いを示している。マティアスが自らの上昇を設計する建築家であるのに対し、ディアブロは自己の意志を抹消することに充足感を見出す静的な存在である。ディアブロの低いエゴスコアは、大陸規模の破壊力を執事としての洗練された効率性へと変換させるという、意図的な選択の表れである。マティアスが知性を用いて退化した世界の誤りを正そうとする一方で、ディアブロはその力を用いて主君のための環境を整える。この比較から分かるのは、YPS-4からYPS-5への移行は単なる破壊力の跳ね上がりではなく、物語上の機能の変化であるということだ。一方は自らの成長の主人公であり、もう一方は世界の権力構造における恒久的かつ忠実な固定装置へと進化したのである。前者の習得への葛藤は、後者においては完全なる服従という贅沢へと置き換わっている。
Archetype breakdowns and dispute court land in later phases.